2024_oroshi_spring_J
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\3,700年・↑\4,200\2,800\2,950\6,000\3,450\3,200\3,500\3,500\3,20012191赤12316赤12454赤12821赤12190赤12124白11952白12365赤12364赤12234白ジェントルマン・カベルネ・ソーヴィニヨン S’21Gentleman Cabernet Sauvignon S’21南豪州バロッサカベルネ・ソーヴィニヨン99%/シラーズ1% Alc.14.3% リプキー・シラーズ S’20Riebke Shiraz S’20南豪州バロッサ・ヴァレーシラーズ Alc.14.8% アルバート・シラーズ S’19Albert Shiraz S’19南豪州バロッサ・ヴァレーシラーズ Alc.14.7% ジョシュア S’22Joshua S’22アバター S’21Avatar S’21南豪州バロッサ・ヴァレーグルナッシュ50%/マタロ30%/シラーズ20% Alc.14.7% グリューナー・ヴェルトリーナー S’21Gruner Veltliner S’21南豪州アデレード・ヒルズグリューナー・ヴェルトリーナー Alc.12.1% フィアーノ S’21Fiano S’21南豪州ラングホーン・クリークフィアーノ Alc.12.1% サンジョヴェーゼ S’19Sangiovese S’19南豪州アデレード・ヒルズサンジョヴェーゼ100% Alc.14.4% テンプラニーリョ S’21Tempranillo S’21南豪州アデレード・ヒルズテンプラニーリョ93%/モンテプルチアーノ7% Alc.14.3% 100オズモンド・リースリング S’22100 Osmond Riesling S’22南豪州クレア・ヴァレーリースリング Alc.11.2% 残糖3.9g/L小粒のブドウがもたらす黒スグリなどの凝縮して濃厚な果実味は活力に満ち、しっかりとしたストラクチャーが全体をリッチで力強いテイストにまとめている。イーデン・ヴァレーの標高400mに位置する畑のブドウ6割とバロッサの由緒ある栽培農家リプキー家が所有する無灌漑の畑のブドウ4割のブレンド。フレンチオーク旧樽で12ヶ月間熟成後、わずかにシラーズをブレンドし瓶詰め。黒い果実の風味にスパイスが温かみを加え、柔らかなタンニンに溶け込むモカや黒オリーブの風味が力強くも親しみやすい。バロッサ北部の高台、エベネザー地区で長く続くブドウ栽培農家リプキー家の畑のブドウ(樹齢20-50年)を主体にフレンチオーク旧樽で12ヶ月間熟成して造られる、お値打ちのバロッサ・シラーズ。プラム、ブラックチェリー、黒スグリの芳醇な香りにメンソールやスパイスが混じり、きめ細かいタンニンに縁どられた凝縮感のある黒い果実が伸びやかな酸とともに口内を力強く満たす。2つの古木畑(ともに樹齢70年以上)のブドウをフレンチオーク樽で18ヶ月間熟成。アルバートはオーナー醸造家キム・トイスナーの祖父の名で、古木=高齢の人々への敬愛の意味が込められている。[94pts James Halliday]南豪州バロッサ・ヴァレーグルナッシュ60%/マタロ30%/シラーズ10% Alc.14.4% グルナッシュの鮮やかな赤い果実とスパイスの風味、マタロの土っぽさと深み、シラーズのプラムや黒い果実が豊かに調和し、凝縮した味わいを滑らかなタンニンがまとめる。樹齢80年に及ぶ古木を含むブドウをフレンチオーク旧樽で12ヶ月間熟成。樽を使わないグルナッシュ主体の「ジョシュア」の変身として、「アバター」と命名。供給先の大手企業からブドウ買い取りを拒否された栽培醸造家トム・キーランは、小規模生産者が大手主導の市場戦略ゲームで翻弄される状況をチェスの最下位の駒「ポーン」になぞらえ、自社ブランド「ザ・ポーン」を設立。アデレード・ヒルズとラングホーン・クリークから品種特徴と冷涼気候を反映したワインを造る。柑橘の繊細なアロマをネクタリンや白胡椒が彩る。青りんごの果実はキリッと引き締まった酸に支えられ、ほのかなスパイスがドライでミネラリーなフィニッシュに導く。手摘みしたブドウは一部フレンチオーク旧樽で自然発酵。発酵中に硫黄などの酸化防止剤は使用せず、緩やかな酸化アプローチをとることでワインにテクスチャーを加える。2ヶ月間澱とともに熟成。洋梨、オレンジの花、蜂蜜のアロマにヘーゼルナッツが香ばしい。パパイヤや柑橘の豊かな果実を伸びやかな酸が引き締め、余韻はミネラリーにドライ。フィアーノはイタリアのカンパーニャ地方の土着品種。ラベルの絵柄はチェスのビショップ(司祭)で、このワインがイタリアの大らかな夏を想起させることから。チェリーやクランベリーになめし皮やミネラルが重なる複雑な香り。ラズベリーの果実をスパイスとスミレの風味が引き立て、ドライで複雑な余韻が長く続く。2tと5tの開口槽で果粒の小さい房は全房発酵、アメリカンオーク旧樽で9ヶ月間熟成。ラベルの絵柄はチェスのナイト(騎士)で王家の守護者をイメージしたもの。[Gold, Adelaide Hills Wine Show]森のベリー、ダークチョコにミントやタバコを思わせるスパイシーで複雑な香り。口当たりは滑らかで、鮮やかな赤い果実をハーブやオリーブ、スパイスが彩り、熟成につれて土っぽさが表れる。ブドウは涼しい時間に機械収穫し、一部は全房発酵。フレンチオーク旧樽(225L)とハンガリアン・オーク新樽(大樽)で9ヶ月間熟成。アデレード大学でブドウ栽培・醸造とワインビジネスを学んだピーター・ワーとトム・クリーグサウザー。世界中で経験を積んできた二人が長年の夢である、土地の個性が味わえて、家族や友人と楽しみながら飲めるワインを造りたいと2022年にトペ・ワインズを設立。TOPEの名は、トムのTOとピーターのPEに由来。ライムやレモンの皮の鮮やかな香りに桃やフローラルなアロマが伴う。柑橘と青リンゴの果実を引き締まった酸が支え、牡蠣殻の塩っぽさ、ミネラルとわずかな残糖がピュアで心地よい余韻。無灌漑単一畑、平均樹齢32年のブドウから。100 Osmondはこのブランドを立ち上げたトムの学生時代の住所で、共同設立者のピーターとワイン造りの夢を語り合った場所であることから。The Pawnザ・ポーンTOPE Winesトペ・ワインズ-35-

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